地方で新卒から挑戦!イベント企画の魅力とは
- 株式会社Kraan
- 5月28日
- 読了時間: 12分

▶︎1. 地方でイベント企画の仕事に挑戦するという選択

1.1 地方だからこそできるイベントの形
都市部に比べると、地方ではイベントの数自体が限られると思われがちですが、実はその逆です。地域密着型のイベントには、都市にはない強いつながりと温かさがあります。
地元のお祭り、地域特産の販売フェア、観光地を活かした集客イベントなど、地方ならではのフィールドが豊富にあります。こうしたイベントは、地域の人々との協力によってつくられ、開催されるもの。大手主催の一方的な演出とは違い、「一緒に場を作る」という一体感が魅力です。
たとえば、地元の特産品を使った試食イベントや、観光地での季節限定フェアなどは、地元の商店や自治体と連携しながら進めます。そこには地域を盛り上げたいという熱意があり、それに応える形でイベントを企画していくのです。
都市部では得られにくい「人とのつながり」を感じながら仕事ができるのが、地方イベント企画の大きな魅力です。
1.2 イベント企画は“人の心を動かす”仕事
イベントの主役は、あくまでそこに訪れる「人」です。
お客さんが喜び、笑顔になってくれる瞬間が何よりのやりがいにつながります。
イベントの企画というと、何となく「派手で楽しそう」なイメージがあるかもしれませんが、実際には裏方としての地道な準備が大半です。にもかかわらず、多くの人がこの仕事を「やりがいがある」と口にするのは、人の心を動かせる仕事だからです。
たとえば、商業施設での新商品PRイベントで、立ち止まってもらえなかったお客様が、工夫した演出によって手に取ってくれた。そんな瞬間に、「やってよかった」「伝わった」という感動があります。
さらに、地域イベントでは地元の人たちと力を合わせてつくるため、終わったあとに「ありがとう」と言われる機会も多く、人の役に立てた実感が得られるのもポイントです。
1.3 若手から活躍できるフィールドがある
イベント業界はスピード感があり、日々状況が変わります。だからこそ、若手にも大きなチャンスが回ってくる環境です。
特に地方では、スタッフ全員がマルチに動く必要があるため、年齢や経験に関係なく、「やりたい」と手を挙げれば任される場面が多いのが特長です。
こんな失敗も起こりがちです。
指示を待ちすぎてチャンスを逃す
経験不足を理由に動けなくなる
準備不足で当日慌ててしまう
でも逆にいえば、これらを乗り越えられれば一気に成長できます。
「失敗しても挑戦する姿勢」が評価される業界なので、新卒でも即戦力になれるのが魅力です。
現場での臨機応変な対応力や、自分の意見を形にしていく力がつくため、入社1年目であっても「イベントを任される」ことは珍しくありません。
成長スピードを重視する人にとって、イベント企画の仕事は最高の環境です。
▶︎2. 新卒からイベント業界で働く魅力とは

2.1 企画から現場まで関われる充実感
イベント業界の大きな特徴は、企画・準備・当日の運営まで一貫して携われることです。営業職や一般事務などではなかなか見られない、"自分のアイデアが目の前で形になる"という実感が得られます。
企画では、どんな人を集めたいか、どんな仕掛けが必要かを考え、関係者と打ち合わせを重ねます。そして準備段階では、ツールの手配やスタッフの動線、当日のスケジュール管理など細かな業務を行い、いよいよ現場へ。
当日、多くの人が笑顔で集まってくれたとき、「この仕事をやってよかった」と感じる人がとても多いです。
自分で考えて動いた分だけ、反応が返ってくる。結果がダイレクトに見えるからこそ、やりがいも大きくなります。
2.2 さまざまな業界・人と出会える環境
イベント業界は、実に多くの業界と関わる仕事です。食品、家電、自動車、観光、行政など、日々違うジャンルの企業や商品を扱うこともあります。
そのため、広い視野が自然と身につくのがこの仕事の特徴。同時に、出会う人の数も多く、販売スタッフや運営メンバー、クライアント、会場関係者など、多様な関係性の中で動く必要があります。
毎回違う現場に対応することで、次のような力が鍛えられます。
コミュニケーション力
状況判断力
協調性と調整力
たとえば、現場で突発的なトラブルが発生した際、すぐに判断して対応する経験を何度も積むことで、どんな業種でも通用する「現場対応力」が自然と育ちます。
ビジネススキルを実践で身につけたい人にとっては、この上ない環境です。
2.3 毎回違う挑戦があるから成長できる
ルーティン作業が少ないのも、イベント業界の魅力です。イベントの目的やテーマが毎回違うため、同じ現場は一つとしてありません。
こうした環境では、「一度成功したから次も大丈夫」という保証はありません。毎回が初挑戦のような感覚で、自分自身の成長につながる刺激を受け続けられます。
よくある失敗と対処法も押さえておきましょう。
過去の事例に頼りすぎて失敗する
→常にその場に合った柔軟な発想が必要です
慣れから準備を怠ってしまう
→現場では「段取り9割」が基本です
イレギュラーに焦って対応ミス
→事前のシミュレーションが安心材料になります
毎回が「本番」の現場で、経験を重ねるほどに自分の引き出しが増えていきます。入社から半年でも「前回より上手く動けた」と成長を感じる場面がたくさんあります。
若いうちから変化と挑戦を繰り返せる環境だからこそ、自己成長がどんどん加速していきます。
▶︎3. こんな失敗に注意!現場で活躍するために必要なこと

3.1 指示待ちでは通用しない?自ら動く姿勢
イベント現場は、想像以上にスピード感があります。次々に状況が変わる中で、指示を待っているだけでは動きが遅れてしまいます。
よくある失敗がこちらです。
「何をしたらいいかわからない」と立ち止まる
先輩の指示を待ちすぎてタイミングを逃す
自分の判断で動くことを怖がってしまう
こうした失敗は、現場では“仕事ができない”と思われてしまう原因になりがちです。
では、どうすればいいのか?
答えはシンプルで、「まず動いてみる」こと。
たとえばゴミが落ちていたら拾う、必要な道具を準備する、困っていそうなスタッフに声をかける。そんな気配りや自主性が評価される世界です。
もちろん、失敗することもあるかもしれません。でも、挑戦して動いた結果であれば、きちんとフォローしてもらえます。
「動ける人」こそ、イベント現場で信頼を集める人材です。
3.2 チームワークがうまくいかない原因と改善策
イベントは一人でつくるものではありません。企画から当日運営まで、チームで連携することが前提の仕事です。だからこそ、チームワークが乱れると現場は一気に混乱します。
ありがちな失敗は次の3つです。
自分の役割だけをこなして、周囲を見ない
意思疎通不足で作業が重複・漏れが発生する
意見が言えず、不満を抱えたままになる
こうした問題は、コミュニケーションの密度を高めることでかなり改善できます。
たとえば、朝の全体ミーティングで「今日は何をするか」を共有する、作業後に「報告・相談・感謝」を伝える。この積み重ねが、信頼関係を築く鍵です。
また、忙しいときほど「ひと声かける」余裕を忘れずに。自分の状況を伝えることで、仲間も助けやすくなります。
チームで動くという意識が高い人ほど、現場でリーダー的な役割を任されるようになります。
3.3 柔軟さと段取り力が求められる理由
イベントは「当日の段取り」がすべてです。事前の準備で90%が決まるとも言われるほど、段取りの良さは現場力と直結します。
でも、どれだけ準備をしていても、当日は必ず“予想外”が起こります。
たとえば…
会場の設営が予定より遅れる
来場者数が想定以上で混雑する
機材の一部がうまく作動しない
こんな場面では、「柔軟に対応する力」が求められます。
対策としては、
プランB(代替案)を用意しておく
トラブル時の役割分担を事前に決めておく
焦らず判断するための冷静さを持つ
ということが大事です。若いうちは経験不足から焦ってしまいがちですが、現場を数こなすことで、少しずつ対応力と冷静さが身についていきます。
「段取り力×柔軟性」が、イベント現場を成功に導く最強のスキルです。
▶︎4. 仕事の1日の流れ・年間スケジュール
4.1 イベント前日の準備と段取り
イベントの成功は、前日の準備にかかっているといっても過言ではありません。 前日には「現場でミスをしないための確認作業」が集中します。
主な業務は次のような流れです。
会場レイアウトの最終チェック
備品・機材の搬入と設営
スタッフへの事前説明・動線確認
各関係者との連絡体制の再確認
トラブル発生時の代替案確認
現場では「想定外のことが起きる」前提で動くため、不安要素を1つずつつぶしていく作業が大切です。
たとえば、電源の位置、動線上の障害物、配布物の数量など、細かい部分まで確認しておかないと、当日トラブルの原因になります。ここでのミスがイベント全体に影響を与えるため、丁寧に取り組むことが求められます。
4.2 当日の役割分担と動き方
イベント当日は、スケジュールに沿って現場がテンポよく動いていくのが理想です。しかし実際には、突発的な対応も必要になります。
基本的な流れは以下の通りです。
朝:集合・朝礼・最終確認
開場前:機材チェック・来場者動線確保
開場後:誘導・案内・進行管理
終了後:撤収・忘れ物対応・簡易清掃・振り返り
新卒スタッフの場合、最初は受付や案内といったサポート的なポジションが多いですが、慣れてくると運営全体の進行や調整役も任されるようになります。
当日は「自分の持ち場」だけでなく、全体の流れを把握し、他のスタッフとも連携して動くことが大切です。 段取り通りに進まないときにどう動けるかが、現場力の差につながります。
4.3 年間を通じての企画と繁忙スケジュール
イベント企画の仕事は、シーズンごとに忙しさや内容が変わるのも特徴です。
1年を通じて、さまざまなテーマの企画に関わるチャンスがあります。
以下は一般的な年間スケジュールのイメージです。
月 | 主な業務内容 |
1〜3月 | 春の販促イベント準備、学生向け説明会、プロモーション企画 |
4〜6月 | 新年度キャンペーン、観光地での集客企画、GWイベント |
7〜9月 | 夏祭り、フェア、屋外イベントの企画・実施(繁忙期) |
10〜12月 | 年末商戦に向けた企画、ハロウィン・クリスマスイベント |
繁忙期は7月〜9月が中心ですが、それ以外の時期も継続的に企画や準備が進行しています。
年間を通じて季節感を取り入れたイベントが多いため、感性とアイデアの引き出しがどんどん増えていきます。
また、繁忙期にはチーム全体で一丸となって進めるため、団結力も自然と高まり、やり遂げたときの達成感は格別です。
▶︎5. この仕事に向いているのはこんな人
5.1 人と接するのが好きな人
イベント企画・運営の現場では、「人と関わる時間」がとても多いのが特徴です。クライアント、来場者、運営スタッフ、設営業者など、毎日さまざまな人と接します。
そのため、「人と話すのが好き」「誰かの役に立つのが嬉しい」と感じられる人は、自然とこの仕事に馴染みやすくなります。
こんな経験、ありませんか?
初対面でもすぐに会話が弾む
困っている人を見かけると放っておけない
ありがとうと言われると嬉しくなる
これらに共感できる人は、イベントの現場で周囲を明るくし、場の空気をつくる存在になれます。
「誰かの喜ぶ顔が見たい」と思える人にぴったりの仕事です。
5.2 体を動かすのが苦にならない人
イベントの仕事はデスクワークだけで完結しません。準備、設営、当日の運営と、動き回ることが多い仕事です。
「1日中動きっぱなしなんて大変そう」と思うかもしれませんが、実は「座っているより動いている方が性に合ってる」という人にとっては、むしろ快適な働き方になります。
現場では、こんな動きがよくあります。
備品や機材の運搬
会場内の巡回と来場者対応
イベント終了後の撤収作業
こうした作業をチームで協力してこなすため、体力とチーム意識が求められます。
逆に、「長時間座って同じ作業をするのが苦手」「変化のある働き方がしたい」というタイプにとっては、イベント業界は理想の職場環境です。
5.3 変化やハプニングを楽しめる人
イベントの現場は、計画通りに進まないことが当たり前。だからこそ、変化を前向きにとらえられる人が向いています。
例えば、急な来場者増加、音響トラブル、天候による変更など、毎回違う課題が発生します。
そんなとき、「どうしよう…」と止まってしまうよりも、
「こうすれば解決できそう」
「次はこう改善しよう」
と考えられる柔軟な思考と前向きさが活かされます。
よくある失敗として、
完璧主義で計画が崩れると混乱してしまう
臨機応変が苦手で対応が遅れる
小さなミスで落ち込んでしまう
というパターンがありますが、イベントの現場では“完璧さよりも対応力”が重視されるということを理解しておくと安心です。
「トラブルも経験だ」と思える前向きさが、現場での強みになります。
▶︎6. まとめ:あなたのアイデアと行動力が、現場を動かす
6.1 イベントづくりはチームでつくる感動体験
イベントの企画・運営は、単なる作業ではありません。人の心を動かし、誰かの思い出に残る「体験」をつくる仕事です。
一つのイベントが成功する裏には、事前の緻密な準備、チームでの連携、そして当日の臨機応変な対応があります。そのどれもが、自分の役割を超えて「みんなでつくる」という意識から生まれるものです。
新卒でも、経験が浅くても、チームの一員として貢献できる場面はたくさんあります。むしろ、若手の柔軟な発想やフットワークの軽さが、新しいイベントをつくる原動力になることも珍しくありません。
「自分が関わったから、うまくいった」と思える経験は、大きな自信になります。
6.2 地方発の挑戦が未来を変える
地方で働くという選択は、決して妥協ではありません。むしろ、地域に密着しながら新しい価値を生み出す、クリエイティブな挑戦の場です。
都市部にはない可能性が、地方にはたくさん眠っています。
地域資源を活かしたイベントづくり
地元住民とのつながりを活かしたプロモーション
規模は小さくても深い感動を生む企画
これらは、地方だからこそ実現できる強みです。
あなたのアイデアと行動力があれば、地域を動かし、人の心を動かすことができます。 そしてそれは、結果として企業の成長や、あなた自身のキャリアにも大きな意味を持つことになるでしょう。
「どこで働くか」よりも、「何を生み出すか」が問われる時代。地方でイベントの仕事を選ぶことは、あなた自身の未来にとっても、十分に価値のある選択です。
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